Mac への XAMPP のインストールと DocumentRoot の変更


インストール環境 : Mac OS X Yosemite

1. XAMPP をインストールします。
https://www.apachefriends.org/download_success.html

2. /Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf を開きます。

3. 以下の行のコメントアウトを外し、保存します。
#Include etc/extra/httpd-vhosts.conf

Include etc/extra/httpd-vhosts.conf

4. /Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/extra/httpd-vhosts.conf を開きます。

5. 最終行に以下のブロックを追加し、DocumentRoot に変更したい場所を設定し、保存します。

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot “/Users/username/Dropbox/www”
ServerName localhost
</VirtualHost>

<Directory “/Users/username/Dropbox/www”>
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>

これだけは自分の環境では「Access forbidden」エラーが発生したため、アクセス権の変更を行います。

6. Finder でルートディレクトリから順に、DocumentRoot で指定したフォルダを選択し、Command+I でフォルダの情報を表示します。

7. 下の「共有とアクセス権」にて everyone に対して「読み出しのみ」もしくは「読み書き」が設定されていることを確認します。

8. 一番最下層のフォルダまで、同様のアクセス権を確認します。

9. アプリケーションから XAMPP フォルダを開き、XAMPP を起動します。

10. [Manage Servers]を選択し、各サービスを起動します。

11. ブラウザを起動し、変更した DocumentRoot が反映されているかを確認します。
「Access forbidden」と表示される場合は、どこかのフォルダのアクセス権が適切に設定されていない可能性があります。

関連記事:

2 thoughts on “Mac への XAMPP のインストールと DocumentRoot の変更”

  1. わかりやすい説明ありがとうございます。
    上記の通りにバーチャルホストを設定してみたのですが、やはり私も「Access forbidden!」が出てしまいます。
    8番の「一番最下層のフォルダまで、同様のアクセス権を確認します。」の「一番最下層のフォルダまで」の部分が、どこからどこまでのことなのかわかりません。是非、ご教授ください。よろしくお願いします。

  2. コメントの書き込みありがとうございます。
    アクセス権の確認はルートから DocumentRoot として設定したフォルダまで全てです。
    例えば、Users/username/Dropbox/www を DocumentRoot として設定した場合、
    以下のフォルダ全てのアクセス権を確認します。
    Users/
    username/
    Dropbox/
    www/

    一つでも everyone がアクセス不可となっていると、「Access forbidden」エラーが発生します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください