三浦 幸太郎 (Kotaro Miura)
株式会社いろはソフト 代表取締役/ソフトウェア・エンジニア 博士(知識科学)
山形県出身/東京都在住。
16歳の時にパソコンを使った学習に興味を持ち、必死にアルバイトをして Compaq の CONTURA AERO 4/33C というサブノート型のパソコンを購入しました。搭載メモリはわずか4MBで Windows 3.1 すらまともに起動せず、主に MS-DOSマシンとして使っていました。周りにパソコンに詳しい人がおらず、インターネットも普及していない時代(1990年代)だったため、全て一人で問題を解決する必要がありましたが、一つ一つできることが増えていく過程はとても楽しかったです。次第にハードウェアよりもソフトウェアに興味を持つようになり、独学でプログラミングを始めました。
プログラミングを始めたきっかけは TCARD というMS-DOS版のカード型データベースとの出会いでした。TCARD を初めて触った時、個人でもデータベースが作れることに大きな衝撃を受けました。それ以来、日々学んだことをデータベースに登録し、検索できるようにしていました。しかし次第に物足りなくなり、自分でもデータベースソフトを作りたいと思うようになり、MS-DOSに搭載されていたプログラミング言語、QBasic で見よう見まねで作り始めました。その時は完成には至りませんでしたが、その後、都内のソフトウェア会社に就職、仕事でプログラミング技術を学びながら、SE-DBMS という念願の個人用のカード型データベースソフトを開発し、1999年に一般にも公開しました。
2003年にそれまで勤めていた会社を退職し、すぐに起業し、学校・企業向けから委託を受け、様々なeラーニングシステムの開発してきました。また iroha Note、iroha Quiz といった個人向けの学習ソフト、最近では iroha Board というオープンソースのeラーニングシステムを独自に開発し、提供しています。
昔から海外を旅するのが好きで、アメリカ、ヨーロッパを中心に約30ヶ国を旅し、また留学、仕事、ボランティア等で4年程海外に滞在しました。2008年から2009年にアメリカのソフトウェア会社でエンジニアとして仕事し、良い経験になりました。(旅の記録)
主に使用している言語は、C#、PHP、Java、JavaScript、ActionScript などです。2012年頃までは Adobe AIR/Flex 関連の技術にのめり込んでいましたが、最近は HTML5/JavaScript 関連の技術にのめり込んでいます。
興味のある分野 : クロスプラットフォーム開発技術、オープンソースソフトウェア、eラーニングシステム、自律学習支援、創造技法
資格 : システムアーキテクト(2012)、情報セキュリティスペシャリスト(2014)、応用情報技術者(2011)、基本情報技術者(2007)など。